三木産業株式会社

若手社員の今

PERSON 2

東南アジアでのプレゼンスを高めていく――その挑戦の日々が、たまらなく面白い。東南アジアでのプレゼンスを高めていく――その挑戦の日々が、たまらなく面白い。

海外営業 M.K.

PROFILE

2009年入社 
経営学部・
経営学科 卒

化学専門商社のなかでも300年以上の歴史が
大きなアドバンテージだと考えたからです。

就職活動では、メーカーやサービス、金融、ITなど、さまざまな業界を回りました。そのなかで商社に興味を持ったのは、企業間の取引に介在して、どのように利益を得ているのか、どういう仕組みなのかを知りたいと思ったからです。そして、理解が進めば進むほど商社のビジネスモデルに魅力を感じるようになりました。特に、“日常の至る所に存在し、人々の暮らしとともに発展する化学品”を扱いたいという気持ちが強くなり、化学専門商社に絞りました。最終的に三木産業を選んだのは、300年以上の社歴で培われた“信用力”が大きなアドバンテージだと考えたからです。文系なので化学品を扱うことに不安はありましたが、必要な知識は業務を通じて身に付くと思い、入社を決めました。

東南アジア地域の自動車、電子基板、
インキ業界のお客様への営業活動に取り組んでいます。

タイの現地法人で、インドネシア以外の東南アジア地域にある自動車、電子基板、インキといった業界のお客さまに向けて、必要な原材料の提供を担当しています。コストダウンや納期短縮、品質向上といった要望に応える企画や対応策を考えているほか、新規商品を見つけ出し、お客様への提案活動に取り組んでいます。また、お客様の依頼に応えて各種調査を実施することもあります。こうした仕事を進める上で大切にしていることは、できるだけお客様と直接会うこと。実際に顔を見て話す方が、相手の想いや考えを正しくつかみやすく、関係も深められるからです。

“調達の最適化”によってお客様のニーズに
応えられた時は、最高の気分です。

「コストダウン」と「納期短縮」は、私が担当するすべてのお客様に共通する課題です。これを同時に解決することは難しいですが、現地や近隣諸国からの原材料調達を提案したり、調達方法の最適化を図ることで何とか“コストと納期”の両方のニーズに応えています。先日も、電子基板の製造時に使用されるろ過フィルターを、一回に納品する量を抑え、物流も混載便とすることで、コスト削減と短納期を実現できました。お客様も喜んでくれて、たとえようもないほど大きな喜びを感じました。

東南アジアと日本の取引状況を俯瞰して
戦略的に取引拡大を狙っています。

海外では、日本式のやり方・考え方は通用しません。「あうんの呼吸」や「空気を読む」といった類のものは日本独自のもので、物事をできるだけ簡潔に、はっきり伝えることが重要です。そうしたことを心がけながら、今、近隣諸国にある企業との取引拡大をめざしています。第一段階として、日本では取引しているにも関わらず、東南アジアでの関係が薄い企業、あるいは、こちらでは主要顧客であるけれども日本では関係が薄い企業などにコンタクトすること。リストの洗い出しなどはほぼ終わっています。どれほどの成果が得られるか――楽しみでしかたありません。

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